浄土ヶ浜

お盆休みの間、毎年弟の所に行き、姪っ子たちと恒例のバーベキューと花火をして、最後の日に墓参りを済ませるのだが、素人が帰る花火はみな、ちゃっちい。勿論落ちあげ花火のことだが、昔は、もっと立派なのが有ったような気がする。一発一発がちゃっちいから、数を買わなければいけない。其れが結構する。大体一回分で、数万飛ぶ。それを毎年だ。年に一度のことだし、子供たちが凄く楽しみにしてくれているので、お金には換えられないかな。来年も奮発しよう。ま、花火はさておき、本題。墓参りを済ませた足で、仙台に行き、次の日に岩手県に。目的地は浄土ヶ浜。行きたいと思ってから２０年ぐらいたっただろうか。天気が心配だったが、その二日間だけはカンカン照り。天気にも恵まれ、念願の浄土ヶ浜に行くことが出来た。行ったは良いが、思っていたのと違う。昔写真で見た物とは違い、浜が狭くなってるような気がする。国立公園なのに、海水浴場もある。思わず「そんなとこ？」と、かなりがっかり。海は確かに綺麗、しかし、わざわざ見に来るほどかな？仕方ないので、取りあえず遊覧船に乗り、周りを一周。次に小舟で洞窟の中を見学。どれも今イチだったかな。観光地なんかそんなもんでしょう。見る物見てホテルに。浄土ヶ浜でのホテルなので、ホテルの部屋からでも見ることが出来る。部屋代がかなり高そう。チェックインして、直ぐにお風呂に入り、出てから軽くビールを一杯。のんびりしているとだんだん日が落ちてきた。日が沈むと月がくっきりと表れ、見事な月明かりが。久し振りに月を見て感動したように思う。最近、まじまじと夜空を見上げることが無かった。次の日の日の出、それもまた最高。海から上がってくる太陽をホテルの部屋から拝めるなんて最高。月夜も、朝日も写真に納めてきた。アップの仕方が分かれば、アップしたいくらい。ホテルの食事も最高。今までの中で一番おいしい食事だと思う。夜の食事が美味しかったから、朝の食事も楽しみだった。食事が美味しいと、その旅行が楽しかったように思える。旅行先での食事は大事って事かな。なので、そのホテルには是非ともまた行きたい。ただ欠点は、お風呂が、温泉で無いこと。今回温泉で無いのが初めてだったが、温泉とお湯とでは、暖まり方が全然違う。さすが温泉。体の芯から温まり、なかなか冷えない。その点お湯は、暖まったと思っても出ると直ぐに冷えてしまう。暖まり方もお湯だと、表面だけしか暖まっていない様な気がした。安く仕上げようとする旅行も良いが、せっかくの旅行、奮発するのも良い思い出になるかも。どちらにせよ、楽しいのが一番。